『占星術夜話』
説話社
本書は学研『ムー』で連載されていた、「占星術夜話」と「占星術秘話」に加筆・訂正を加えて1冊にまとめあげたものです。
本書のタイトルにもある占星術ををはじめとして、心理学、タロット、ハーブ、宗教、絵画、ワインの話もちりばめられた、60話の星をめぐる物語です。読みやすくて、ぐいぐいと読者をつかんで離さないその文章の力強さは、翻訳者として、また、西洋占星術の研究家として名を馳せる著者ならではの博覧強記の芸といえます。
本書で紹介する1話1話に、著者の占星術に対する熱い想いが込められていることを感じていただけるでしょう。